一日散歩きっぷとは
一日散歩きっぷは、2,540円で札幌周辺のフリーエリアの普通列車が1日乗り降り自由になる、お得なきっぷです。土曜・休日のみ利用できます。週末にちょっとお出かけしたい、という時におすすめなきっぷです。
基本的に4月下旬~11月上旬ごろの期間限定で発売されます。
※年度によっては冬季も発売される可能性あり
- 値段:大人2,540円、小児1,270円
- 利用可能日:2024年4月27日~2024年11月10日までの土曜・休日
- 有効期間:1日
- 前売りはなし。利用当日(営業開始時刻から)のみ発売
- 発売場所:函館本線小樽駅~岩見沢駅、千歳線札幌駅~千歳駅、札沼線札幌駅~当別駅間のみどりの窓口のある駅(みどりの窓口または指定席券売機で購入できます)
- フリーエリア:図の区間
- 公式サイト:https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/006960/
利用時の注意点
- 利用可能なのは普通・快速列車のみ。特急列車は特急券を購入しても利用不可(石勝線新得~新夕張間、室蘭線東室蘭~室蘭間のみ追加料金なしで特急利用可)
- 新得~新夕張間は特急列車しか走っていないため、追加料金なしで特急列車に乗車できます。ただし、新夕張駅を通過する列車もあるので注意してください(もし新得~新夕張間を出てしまうと、全区間の乗車券・特急券が別途必要になります)
- 函館本線滝川~旭川、富良野線旭川~美瑛間は利用不可
- 例えば、札幌から美瑛へ行く場合、乗換案内で調べると札幌~旭川~美瑛というルートが出てきますが、このルートで行くと追加料金がかかります。札幌~滝川~富良野~美瑛というルートを使ってください。
- 新千歳空港駅では購入できない
- もし新千歳空港に到着した日に利用したいなら、新千歳空港駅の2駅先の千歳駅で購入しましょう。この場合、新千歳空港~千歳間の料金(270円)が別途必要です。
- 利用当日のみの発売
- 利用当日のみの発売なので、事前に2日分買っておいて1泊2日旅行、などというのはできません。
どこまで行けば元がとれる?
一日散歩きっぷの値段は2,540円なので、片道1,270円以上の区間を往復すれば元がとれます。札幌駅から片道1,270円以上となる場所をまとめてみました。
方面 | 元がとれる駅 | 札幌駅からの片道の運賃 | 札幌駅からの時間(目安) |
---|---|---|---|
旭川方面 | 光珠内(岩見沢の2駅先) | 1,290円 | 約1時間10分 |
小樽方面 | 余市(小樽の3駅先) | 1,290円 | 約1時間20分 |
千歳方面 | 植苗(千歳の2駅先) | 1,290円 | 約1時間 |
どの方面に行くにしても、1時間ほどで着く場所を往復すれば、元がとれてしまいます。
一日散歩きっぷで行けるおすすめ観光地
一日散歩きっぷを使って札幌駅から日帰りで行くことができる、おすすめの観光地を紹介します。
- 富良野・美瑛(札幌から約4~5時間)
- 夏には一面に咲き誇るラベンダーなどの花々を見ることができます。また、美瑛では季節を問わず丘が織り成す絶景を見ることができ、おすすめです。
少し時間はかかりますが、日帰りでも十分に楽しめます。
- 夏には一面に咲き誇るラベンダーなどの花々を見ることができます。また、美瑛では季節を問わず丘が織り成す絶景を見ることができ、おすすめです。
札幌から美瑛へのモデルルートはこちら!
- 地球岬(札幌から約3時間)
- 室蘭にある地球岬は、「地球の丸さを体感できる場所」として有名です。太平洋を一望でき、晴れた日には駒ヶ岳なども見ることができます。
- ウポポイ(札幌から約2時間)
- 僕はまだ行ったことがありませんが、いつか行きたい場所の一つです。アイヌの歴史や文化を学ぶことができます。
一日散歩きっぷでお得に旅をしよう!
一日散歩きっぷは普通列車しか使えないとはいえ、行ける場所がたくさんあります。
週末、どこかに行きたいなあ…。
そう思ったときには、一日散歩きっぷを使って旅に出てみませんか?
読んでくださってありがとうございました!