日本最北端の地として知られる「宗谷岬」。実は日本最北端は宗谷岬ではなく択捉島や弁天島という宗谷岬の沖合にある島だ、などという話もありますが、一般人が到達可能な場所としては宗谷岬が日本最北端といえるでしょう。
今回は、その日本最北端の地である「宗谷岬」へのアクセス方法を紹介します。
稚内駅から
まずは稚内駅からのアクセス方法を見ていきます。
バス
稚内駅から宗谷岬へ行く最もポピュラーな方法は、路線バスを使うことです。
稚内駅から約50分、料金は片道1,420円です。
また、稚内駅前ターミナルでは往復2,560円となるお得な往復乗車券も販売されています。
バスは一本で駅から宗谷岬へ行けるので便利ではありますが、本数が少ない点には注意が必要です。稚内駅から宗谷岬へ行くバスは1日4本しかありません。
一応、稚内駅での列車との接続は考えられているようです。
バスの時刻と、接続するJRの時刻を載せておきます。
列車名 | 札幌駅発 | 稚内駅着 | バス行き先 | 稚内駅発 | 宗谷岬着 |
---|---|---|---|---|---|
音威子府 | 9:39 | 10:29 | |||
特急「宗谷」 | 7:30 | 12:40 | 中頓別 | 13:20 | 14:10 |
中頓別 | 16:12 | 17:02 | |||
鬼志別 | 19:30 | 20:20 |
宗谷岬発 | 稚内駅着 | 列車名 | 稚内駅発 | 札幌駅着 |
---|---|---|---|---|
7:21 | 8:26 | |||
8:44 | 9:46 | |||
11:14 | 12:14 | 特急「サロベツ4号」※ | 13:01 | 18:25 |
14:55 | 15:53 | 特急「宗谷」 | 17:44 | 22:57 |
※旭川駅で乗り換えが必要です
最新の情報は宗谷バス公式サイトをご覧ください。
レンタサイクル

稚内駅から宗谷岬へのアクセスは基本的にはバスでOKなのですが、体力のある方や、「自分の力で最北端に到達したい」などという方は、レンタサイクルがおすすめです。
実は僕も自転車で行ってきたのですが、アップダウンもなく、とても走りやすい道でした。おまけに、北海道らしい景色を楽しみながら走ることができます。
レンタサイクルは、稚内駅にある稚内観光協会で、4月下旬~10月の間、借りることができます。
詳しくはこちらのページにまとめているので、ご覧ください。
稚内空港から
続いて、稚内空港から宗谷岬へのアクセス方法について見ていきます。
バス
稚内空港からバスで宗谷岬へ直接向かうバスはないので、一度稚内駅方面に戻ってから、宗谷岬方面行のバスに乗り換える必要があります。
空港連絡バスは飛行機に接続しているようです。
今はコロナウイルスの影響で時間などが異なっているようなので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
札幌から
札幌からは、JRを利用すれば、日帰りでも行くことができます。ただ、行って帰るだけにはなってしまいますが…
日帰りで行くときの時間は以下の通りです。
行き
列車名 | 札幌駅発 | 稚内駅着 | バス行き先 | 稚内駅発 | 宗谷岬着 |
---|---|---|---|---|---|
特急「宗谷」 | 7:30 | 12:40 | 中頓別 | 13:20 | 14:10 |
帰り
宗谷岬発 | 稚内駅着 | 列車名 | 稚内駅発 | 札幌駅着 |
---|---|---|---|---|
14:55 | 15:53 | 特急「宗谷」 | 17:44 | 22:57 |
なお、宗谷岬滞在時間は45分と短く思えますが、十分に観光することができるます。というより真冬なら、寒さで震えてしまい45分もいらないくらいです(体験談)。
実際に書かれている日程で日帰り旅行してきた時の記録です。
日本最北端「宗谷岬」へ行こう!

以上、宗谷岬へのアクセス方法をみてきました。
僕のおすすめはレンタサイクルですが、体力や時間に合わせて選んでみてください。
ぜひ日本最北端「宗谷岬」を目指してみてください!
実際にバスで宗谷岬に行った記録はこちら。
読んでくださってありがとうございました。
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