スプリングジャパンってどう?実際に乗ってみた 新千歳~成田搭乗記

スプリングジャパンの飛行機の画像旅行記

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スプリングジャパン(旧・春秋航空日本)。

ピーチやジェットスターといった、日本の有名どころのLCCと比べると知名度が低めで、知らない方も多いかもしれません。また旧社名からも分かる通り、春秋航空という中国のLCC会社が出資しているとあって、雰囲気がどのような感じなのかも気になるところ。

ずっと乗ってみたいと思っていたところ、セールで安く利用できる機会があったので実際に乗ってみました。区間は新千歳→成田です。

なお2023年4月上旬、6月下旬と2度搭乗したのですが、4月上旬の時をベースに、最後に6月下旬の話を加えています。

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カウンターは空港の端

コロナ5類への移行話が進んでいた4月上旬、午前10時の新千歳空港から。

搭乗するのは新千歳10時55分発、成田12時35分着の便です。

チケットは2週間前のセールで購入。運賃はなんと1980円。これに空港使用料760円、座席指定料500円、支払い手数料600円を加え最終的な金額は3840円でした。かなりの安さです。

スプリングジャパンのカウンターへ向かいます。スプリングジャパンのカウンターはJAL側(南側)にあります。

ただし、LCCなのでカウンターは端。ジェットスターのさらに奥です。中央から歩いて3分くらいはかかるので、乗り遅れ注意です。

緑色のところがスプリングジャパンのカウンター。

奥に自動チェックイン機もあるのですがこの時は停止中で、なんと全員有人カウンターに回されました。6月下旬にもう一度乗ったときはチェックイン機が使えたので、この時だけだったのかもしれません。

ここで搭乗券の発行と荷物の重さチェックが入ります。

今回は最も安い運賃タイプ「ラッキースプリング」で予約したため、持ち込み手荷物は7kgまで。無事7㎏に収まっているとこのようなラベルが巻かれます。

搭乗券は横長の紙。最近搭乗券もスマホで完結することが増えてきたので、なくさないように注意です。

座席は29F、後方右側。

写真のように、自動チェックイン機は稼働していませんでした。

ちなみにチェックイン機で手続きする場合も、機械に行く手前で手荷物の重さはしっかり計られるので注意が必要。そこに関しては厳しめな印象です。

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ボーディングブリッジから搭乗

10時25分頃、保安検査場を通過。

てっきり下に降り、バスに乗って飛行機まで行くのかと思っていたのですが、

想定外のボーディングブリッジからの搭乗。最も南のゲートから出発です。

10時55分の出発ですが、10時35分頃から搭乗が始まりました。

機体は白に緑が少し。けっこうかっこいいと思います。機材はボーイング737-800。

中はこんな感じで、シンプルかつ意外に高級感がある感じ。

さらに壁も真っ白で、かなりきれいです。

僕は背が高めなので足元は少し苦しいですが、まあ他のLCCと同程度です。

なお安全のしおりがちらっと見えますが、ここには中国由来の会社らしく中国語表記も。

今回の席、29Fは後ろから5列目。景色はこんな感じ。

新千歳空港を離陸

定刻より少し早く動き出し、滑走路へ。

安全についての案内が入ります。これまた中国由来の会社らしく、アナウンスは日本語に続いて中国語、そして英語という順番。

一方で、CAさんはさすがに日本語→英語のみでした。

10時58分、新千歳空港を離陸。

ウトナイ湖周辺の森を通過。

苫小牧の掘り込み式港湾を見ながら北海道を後にします。

よくこんなに中まで掘ったものだといつも思います。

海に出ると雲に突入し、以降は雲の上でした。

機内販売と成田への着陸

ベルト着用サインが消えると機内販売が。LCCなので飲み物も含め当然有料です。

この時は銚子電鉄のぬれ煎餅など千葉のお土産を販売しており、またお菓子と飲み物をセットで買うと50円引きという割引もありました。

加えて、京成スカイライナーの割引チケットも売られていました。

降下を開始し、関東付近で下界が見えるように。

たぶん茨城県中部を流れる那珂川。違ったらごめんなさい。

この高い建物は茨城県庁だと思うのですが、どうでしょう。

霞ヶ浦を通過。かなり高度が下がってきました。

これは利根川?

利根川を越えると千葉県。成田はすぐそこです。

空港周辺のゴルフ場地帯を越えて、

成田空港の滑走路が登場。

12時12分、成田空港に着陸。

12時15分、駐機場に到着。

ここからは徒歩移動。後ろから5番目で窓側だったため、降りることができたのは到着から10分後でした。

4月搭乗時の感想

4月搭乗時の感想ですが、特に遅延もなく、客室乗務員の方の対応も丁寧で、何も問題ない普通のLCCという感じでした。中国のLCC会社が出資しているといっても、中国を感じるのは機内アナウンスや安全のしおりに中国語が使われていることくらい。他は普通の日本の航空会社でした。

それでいて、知名度の問題かセール運賃も取りやすく、座席指定の料金なども安いので満足度は高かったです。今後千歳~成田でLCCを使うならスプリングジャパン、と決めた4月のフライトでした。

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6月下旬 夜の簡単な搭乗記

ここからは6月下旬の夜、新千歳→成田で搭乗したときの簡単な記録です。

搭乗したのは新千歳19時55分発、成田21時35分着の便。

こちらも1ヶ月ほど前のセールで購入。今回は座席指定をしなかったため、運賃1980円、空港使用料760円、決済手数料600円の計3340円でした。激安です。

なお、夜だったので景色などはなし。

この時は階段を降りたバスゲートからの搭乗。

バスに乗って飛行機まで移動します。かなり人が多く、複数のバスに分乗して飛行機へ。

座席はまたしても29列目。書きながら気付いて驚きました笑

相変わらず手荷物にはこのラベルが。先にも少し書いた通り今回はチェックイン機が使えたものの、チェックイン機に行く手前でばっちり重さを計られました。

ちなみにチェックイン機はQRコードを読み取って搭乗券を発券するだけの超簡単作業です。

バス移動は面倒ですが、この角度で機体が見れるのはうれしいです。

29列目左側の景色はこんな感じ。

成田空港からも3台のバスで移動。

ただこのバス、途中で飛行機の通過待ちなどもしたためかなりの時間がかかり、飛行機のドアが開いてからターミナルに着くまで15分かかりました。他のLCC同様、利用する際は時間に余裕を持っておいたほうが良さそうです。

そのほかの面ではなにも言うことはなく、4月同様快適なフライトでした。

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まとめ 安くて快適、きれい

以上、スプリングジャパン新千歳→成田に2度乗ってみたときの搭乗記でした。

運賃が安く、中国の会社が出資ということで若干身構えてはいましたが、他のLCCと比べて特に劣るところもなく、普通に良い航空会社でした。

  • (知名度が低いからか)とにかく安い、セールも取りやすい
  • 座席指定料金が窓側も通路側も同じ
  • 機材が新しくきれい

などといった魅力があり、僕は新千歳〜成田ならまずはスプリングジャパン、と考えるようになりました。

唯一、本数や運行区間が少ないことはデメリットですが、時間や区間が合えばぜひ利用してみてください。

読んでくださってありがとうございました!

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