札幌〜稚内間を結んでいる特急「宗谷」について、時刻や編成などの基本情報や混雑状況、おすすめの座席、車窓の見どころなどについて紹介していきます。
なお、筆者が実際に乗ったときの体験を元にしたものであり、混雑状況などは正しくない場合もございます。ご了承ください。
また、札幌~稚内間の特急「宗谷」メインで書いていますが、旭川~稚内間の特急「サロベツ」についても、車両やおすすめ座席は同じです。
2026年4月11日時点の情報です
特急「宗谷」基本情報
特急「宗谷」は1日1往復、札幌と稚内を結んでいます。
時刻表
主要駅の発着時刻は以下の通りです。(2026年4月11日現在)
| 札幌 | 7:30発 | 22:56着 |
| ↓ | ↑ | |
| 旭川 | 8:58着 | 21:30発 |
| 9:00発 | 21:26着 | |
| ↓ | ↑ | |
| 稚内 | 12:42着 | 17:44発 |
札幌⇄稚内の所要時間は約5時間10分です。
車両・編成
続いて車両や座席、編成について紹介します。
基本的には261系という車両が使われますが、日によってラベンダー編成、はまなす編成という車両で運転されることもあります。
ラベンダー編成、はまなす編成の運転計画はJR北海道公式サイトの「運転計画はこちら」へ。
基本的な車両(261系)
基本的な車両(261系)の車両と座席は次の写真のような感じです。


コンセントやWi-Fi、可動式枕などの設備はありません。
編成は次の通り。
| ←稚内 | 1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | →札幌 |
|---|---|---|---|---|---|
| グリーン席・指定席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 |
全車指定席です。繁忙期には増結され、6両編成での運転となることがあるようです。
座席の様子などさらに詳しく知りたい方はJR北海道公式サイトの列車ガイドへ。
ラベンダー編成・はまなす編成
ラベンダー編成・はまなす編成の車両と座席は次のような感じです(写真は「宗谷」ではないですがラベンダー編成の車両です)。


こちらはコンセント、Wi-Fi、可動式枕の設備があります。
編成はこちら。
| ←稚内 | 増結1号車 | 1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | →札幌 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フリースペース | 指定席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 |
全車指定席です。増結1号車はフリースペースとなっており、普通の座席ではなくテーブルのある特徴的な座席になっているので注意が必要です。
詳しくはJR北海道公式サイトの車両紹介ページへ。
車内販売など
車内販売はありません。また、自動販売機もありません。
札幌から稚内までは5時間以上の長旅になるので、乗車前に飲み物や食料は購入しておきましょう。
料金
続いて札幌⇄稚内間の料金について紹介します。(2026年4月11日現在)
利用する際には、最大45%割引となるえきねっとの「特急トクだ値1」の利用がおすすめです。
また、道内周遊をするなら「北海道フリーパス」「AIR DO / ANA / Peach / FDA きた北海道フリーパス」などの利用もおすすめです。
普通運賃
まずは普通運賃です。
札幌⇄稚内 片道
指定席:11,420円
グリーン席:15,080円
えきねっと「特急トクだ値1」
お得に利用するなら、「えきねっと」から購入できる「特急トクだ値1」がおすすめです。申し込みは前日23時50分まで可能で、最大45%割引で乗車することができます。
席数には限りがあります。また、空席状況によって値段が変動し、10~45%の割引となります。
札幌⇄稚内 片道
指定席:6,270円(45%割引)~10,270円(10%割引)
なお、乗車前にきっぷの受け取りが必要です。
詳しくはえきねっと公式サイトへ。
お得な乗り放題きっぷも
宗谷以外にもJR線の利用予定がある場合、フリーエリアのJR線が乗り放題になるフリーきっぷがおすすめです。一例を紹介します。
- 北海道フリーパス:29,000円(窓口価格)、28,000円(えきねっと価格)
- 7日間、JR北海道全線の特急列車・普通列車が乗り放題
- きた北海道フリーパス:16,670円(25歳以下は13,990円)
- 3日間、きた北海道エリアの特急列車・普通列車が乗り放題
- 新千歳空港駅の指定席券売機、話せる券売機のみでの発売。Peach、AIR DO、ANA、FDA版があり、それぞれ機内販売などで使える1,000円分の利用券付き。
詳しくはJR北海道公式サイトの各きっぷのページをご覧ください。きっぷ名をタップすると公式サイトに飛びます。
混雑状況は?
続いて混雑状況について紹介します。
札幌→稚内
札幌発の特急宗谷は、朝7時半に札幌駅を出るため平日は通勤客で混雑し、直前だと窓側が埋まることもあります。通勤の方は大半が旭川までで下車しますが、全車指定席のため窓側が空いたとしても席の移動はできません。
また、春~秋にかけての旅行シーズンは旅行客で賑わいます。
えきねっとで早めの予約をおすすめします。
フリーパス利用の場合は座席を指定していなくても空席の利用ができますが、札幌~旭川までは窓側の確保が困難になることが予想されます。指定席の利用がおすすめです。
なお、旭川~稚内間の特急サロベツについてはそこまで混雑しないため、空席利用で十分だと思います。
稚内→札幌
筆者の経験上、こちらの乗客は少ないです。直前であっても窓側を確保できると思います。
ですが、席が埋まってくると「特急トクだ値1」の割引率が下がるので、早めの予約がおすすめです。
フリーパス利用の場合、この区間は指定席を取らなくても問題ないと思いますが、えきねっとで空席状況を確認しておくのがおすすめです。
稚内~旭川間の特急サロベツについても同様です。
おすすめの座席、車窓
おすすめの座席は次の通りです。
- 札幌→稚内:進行方向左側(D席)
- 稚内→札幌:進行方向右側(D席) ※冬(10月頃~3月頃)は真っ暗なのでどちらでも可
札幌→稚内では景色の良い左側の席がおすすめです。豊富〜南稚内間で左手に見える日本海と利尻富士をはじめ、暑寒別岳などの増毛山地や天塩川などの絶景が楽しめます。
一方で稚内→札幌では稚内発が17時44分と遅いため、夏季を除いて景色を楽しむことはできません。とはいっても、本当に明かりも見えない真っ暗な中を進み、いかに大自然の中を走っているのか実感できるとは思います。
というわけで稚内→札幌では車窓はあまり見られないので、これからは札幌→稚内で乗車したときの左右で、主な車窓を紹介していきます。区間は目安です。
札幌〜旭川
札幌〜旭川間で見られる主な車窓は以下の通りです。
・札幌テレビ塔:右(札幌駅出発後すぐ)
・サッポロビール園:左(札幌駅出発後すぐ)
・増毛山地:左(岩見沢付近~深川付近)

・石狩平野:左右(左の方がおすすめ・岩見沢付近~深川付近)

・旭川中心部:左

旭川~稚内
・塩狩峠:左右(車窓に加え、音やスピード感で峠を越えていることが実感できるはず・旭川~和寒間)
・天塩川:左(名寄~幌延間)


・サロベツ原野:左(幌延~豊富付近)


・利尻富士と日本海:左(豊富~南稚内間)


以上、特急宗谷から見える主な車窓の紹介でした。
まとめ
ここまで、札幌と稚内を結んでいる特急「宗谷」の基本情報や混雑状況、車窓などについてまとめてきました。
札幌から稚内までだと5時間を超える長旅になりますが、美しい車窓が楽しめ、充実した列車の旅になると思います。
ぜひ稚内に行くときは特急「宗谷」を利用してみてください。
実際に特急宗谷に乗車して稚内へ行った時の記録はこちら。
稚内駅から宗谷岬へのアクセスはこちら。
特急宗谷に乗って行きたい観光スポット、宗谷岬、宗谷丘陵、白い道やサロベツ原野へ行った時の記録はこちら。


読んでくださってありがとうございました。




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