AIR DOひがし北海道フリーパス旅行記4 女満別・メルヘンの丘へ

メルヘンの丘の景色旅行記

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2021年9月、AIR DOひがし北海道フリーパスを使って札幌を起点に日帰り旅行を3回した。 その2回目の後半。

網走から女満別にあるフォトスポット「メルヘンの丘」に行き、北見を経て札幌に戻る。

前半はこちら。

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女満別・メルヘンの丘へ

網走発14時32分発の普通西留辺蘂行きで、女満別を目指す。

列車は2両編成で、乗客は5人ほど。ほとんどが高校生だった。

右手には網走湖が広がる。逆側に座ってしまったのでこんな写真になってしまったが、まるでキャンバスの中に描かれた絵のようで案外良いかもしれない。

20分ほどで女満別に到着。網走からたったの2駅だが、駅間が長いので時間がかかる。

下車したのは高校生一人と自分の2名。女満別は特急停車駅であり、もう少し乗降があるのかと思っていたが、そんなこともなかった。

駅舎には図書館が併設されており、こぢんまりしているがとてもきれいな駅だ。

駅前の様子。駅舎の形や花壇など、西洋風な感じだ。北海道らしいと言っても良いかもしれない。

ここから歩いて、「メルヘンの丘」というフォトスポットを目指す。グーグルマップを見ていて見つけた場所だ。

ここ大空町の「大空八景」にも選ばれているようで、駅からおよそ2㎞。歩いて行ける距離なのはありがたい。

女満別の市街地の様子。静かな、小さな町だ。

メルヘンの丘を目指して歩いていると見つけた、公園らしき場所。

こういう何気ない場所でも、写真に撮りたくなるような、何か北海道らしさを感じる。果たして植物のせいなのか建物のせいなのか、はたまた土地の使い方の問題なのか。

国道39号線を進んでいく。目指すのが丘とあって、なだらかな上りが続く。

駅から30分ほど歩いて、道の駅「メルヘンの丘 めまんべつ」に到着。メルヘンの丘はもう少し先だ。

小さな赤い屋根の建物と9本の木。それらしき場所が見えてきた。

メルヘンの丘に到着。

手前に広がる畑、9本のカラマツ、赤い屋根の家。メルヘンチックで北海道らしい景色だ。

これに青い空が加われば最高だったのだろうが…

確かに北海道らしい景色ではあるものの、正直な感想は「え、こんなもんか」。似たような景色は北海道なら他でも見られる気が…美瑛とか。

ただ、写真に撮ってみるとなかなかいい感じがする。インスタ映えを狙うなら良いのかもしれない。インスタの使い方すら知らない自分には分からないが。

柵には「まん延防止」の為立入禁止の文字が。当然コロナは関係ないだろうが、今となってはこの文字を見てコロナを思い浮かべない人はいないだろう。

少し期待外れの感はあったが、北海道らしい景色を楽しめる良い場所だった。天気が良ければさらに良かったのかもしれない。

駐車スペースもあるので、ドライブで近くに来たら立ち寄ってみてはいかがだろうか。

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まだ時間があるので、道の駅へ。

無料のドッグランが人気のようで、大勢の人と犬で賑わっていた。

また、猿まわし?のイベントをやっていた。このようなご時世でもイベントをやってくれるのはとてもありがたいことだ。着いた瞬間に終了してしまい見れなかったが…

道の駅は他に見るものもあまりなかったので、ゆっくり駅に戻る。

標識には女満別空港の文字。空港から網走方面へは連絡バスが走っており、そのバス停がメルヘンの丘付近にもあったので、時間が合えばバスで行くことも可能なようだ。

道端にはひまわりなどの花々が。

花壇が整備されていて、とてもきれいな街だった。

駅に戻り、今度は歩道橋を渡って網走湖方面へ。

すでに湖が見えている。

ずっと車窓から見えていた網走湖。

やはり天気が微妙…

もうすこし晴れていたら…

湖畔はキャンプ場として整備されており、けっこう賑わっていた。

少しだけの散策を終え、駅に戻る。

歩道橋の上から、網走方面行の特急大雪を見送る。

この列車はおそらく網走で折り返して札幌行きになるので、後で乗ることになる。

特急列車を見送った後、やってきた16時35分発の留辺蘂行き普通列車で北見へ。

北見まではおよそ50分、ほとんど寝てしまっていた。

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北見をちょっとだけ散策

17時25分、オホーツク地方の最大都市、北見に到着。

昔は北見が中心都市とは知らず、降りてその都会ぶりに驚いた記憶がある。都会と言っても北海道の中では、だが。

駅前はビルが立ち並び、きれいなバスターミナルも整備されている。オホーツク地方の中心都市にふさわしい風格だ。

駅から歩いてすぐの場所に、商店街が広がっている。

ぶらぶら歩いているとふと目に入った「清月」。カーリング女子代表の選手たちが食べていた「赤いサイロ」を販売しているお店だ。

どうやらここが本店のよう。駅からすぐだったので、北見に来た際は寄ってみてもいいかもしれない。

北見と言えば焼肉だが、コロナのおかげで多くのお店は閉まっていた。

飲食店が立ち並ぶ通りを行った先にある「KITAMI」の看板。これを見て少しだけの北見散策は終了、駅に引き返す。

札幌へ

北見駅舎。駅前の感じに比べると少ししょぼい(失礼)。

札幌行きの最終列車、特急オホーツク4号で札幌に戻る。帰りは意外に乗客が多く、自由席は窓側が7割ほど埋まっていた。

乗車すると「えー、」という車掌さんの声。まさかの行きと同じ車掌さんだ。「えー」を連発する特徴的な車掌さんだったので間違えようがない。

車掌さんにとっても、ひがし北海道フリーパスを使って札幌と網走を日帰り往復する観光客なんてめったにいないだろうから、変な客だと思われたかもしれない。覚えていなかったかもしれないけど。

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留辺蘂、生田原、遠軽、丸瀬布、白滝と停まっていき、明かりのない真っ暗な山の中を過ぎると上川に到着。この時点で、逆行きの特急列車が大雨で遅れた影響で、この列車も9分遅れとのアナウンスが。

10分程度の遅れは日常茶飯事なので特に何も思わずにいると、上川を出てからしばらくして今度は「大雨の影響で踏切故障が発生しているので、一旦停車します」とのアナウンスがあり、途中の当麻駅に停車。

結局踏切の手前で安全確認して通過するという手段で切り抜けたものの、遅れは30分ほどに。僕は全く急いでいないので良いのだが、車掌さんや踏切の安全確認にあたった人たちは大変そうだった…ありがとうございました。

およそ30分遅れの23時20分頃、人気の少ない札幌駅に到着。

急いでいないとはいえ、さすがに片道5時間、往復10時間の乗車は少しきつかった…

ついでにこの日の歩数は2万歩越え、歩行距離は18㎞。かなり疲れたが、普段は行かないような場所に行くことができておもしろかった。コロナで観光名所が閉まっていても、ただ街歩きするだけで気分転換になる。

これで2回目の日帰り旅行は終了。明日はまたバイトなので旅行は休み、明後日に3回目の日帰り旅行に出る。


読んでくださってありがとうございました。

1回目の旅行記はこちら。

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