ずっと真夜中でいいのに。通称ずとまよのアリーナツアー、YAKI YAKI YANKEE TOUR 続 名巧は愚なるが如しの感想です。
筆者は愛知2日目、東京2日目(千秋楽)に参戦しました。ここでは愛知2日目の感想を主として書いていきますが、1度の参戦では覚えていないことも多々あるため、東京2日目の記憶も踏まえて補足しています。
ずとまよライブは1度の参戦ではもちろん、2度参戦しても内容を覚えきれないくらい内容が濃いです。加えて筆者自身、興奮で半分くらい記憶が飛んでいます。そのため、記憶違いや内容漏れが多々あると思われますがご了承ください。また、筆者は音楽の知識がほぼないため、感想が薄いと思われますがこちらも温かい目で見ていただけると幸いです…
なおツアー名に「続」とある通り、このツアーは前回の「やきやきヤンキーツアー2~スナネコ建設の磨き仕上げ」(以下スナネコツアー)の続編ということになっています。その感想はこちら。
入場まで
少し前談。筆者は北海道から参戦したため、愛知を少し観光。

犬山城に行ってみました。うにぐりくんすごくボケてる…

そして犬山駅から名鉄中部国際空港行きに乗ったわけなのですが、ずとまよの服を着た人がどんどん乗ってきて、最終的には隣、前に立っている人、その奥に座っている人、全てずとまろくらいの勢いになりました。
これまであまり電車に乗って会場に行くことがなかったので、仲間のドクロが増えていく感じを体験できてとても嬉しかったのです。

空港到着後、きしめんで腹ごしらえ。

そして15時半過ぎ、会場の愛知県国際展示場、通称Aichi Sky Expoに到着。

事前に注文していたグッズを受け取ります。

しゃもじとハンドクリームをゲット。本当はずとまよ公式サイトTOPがプリントされたTシャツも欲しかったのですが、販売開始日の夜には売り切れており断念。
ハンドクリームはずとまよが出している香水と同じ良い香りがしてとても良かったです。おすすめ。


プレミアムブースで会員特典を受け取ります。

今回はステッカーでした。

ツアートラックを見て会場へ。
この日は4月にしては相当暑く、ずっと半袖でした。10月にヨルシカのライブで来た時も暑かった。ここ来るときいつも暑い気がします。

入場
16時過ぎに入場。席はリセールで購入、最前から数えて25列目くらい。

見え方はこんな感じ。
ちなみに今回のツアー、全体的にリセールがかなり出回っており100枚近く出ていた公演もあったように思います。この公演も例外ではなく、かなり席が選べました。
ところが東京2日間だけはほとんど出ず。何とかゲットしましたが、やはり早いうちに当てておきたいところです。
東京2日目は南スタンド2階のGブロックでした。景色は下の画像のような感じ。上から全体を見渡せ、照明などもじっくり見ることができてこれはこれで良かったです。


ずとまよはステージ見ているだけでもワクワクします。大掛かりで「何をしてくれるんだろう」という期待が高まるというか。

中央付近にある大きな塔はスナネコツアーで砂猫建設が建設していた「十六夜月の塔」。無事完成したようです。
その左には何やらよくわからない物体が…首でしょうか…ネッシーか…?
右下にある赤い風船?のようなものも気になるところです。
開演時間が迫り、アナウンスが入ります。まずはしゃもじの扱い等に関する説明が入ったのち、
「このツアーは味噌ホワイト企業による協賛を受けているため種々強制ではない」
「音に揺れることだけは永遠深夜万博委員長ACAねによる規則」
といった補足が入りました。
「味噌ホワイト」はおそらくACAねさんが飼っている猫、通称「しょうが」の色をACAねさんが「味噌クリーム&ホワイト」色と称したところから来ているもの。そして「味噌ホワイト企業」とはおそらく「砂猫建設」。
これらの内容、スナネコツアーでは最初のMCでACAねさんが直々に話していたものでしたが、今回は事前アナウンスという形で入りました。
開演
果たしてどのようなライブになるのかワクワクしながら16時半、いよいよ開演。ここからは撮影禁止のため文字のみで。
なんとスタートは1970年大阪万博でもナレーションを務めていたという、石坂浩二さんによるナレーション。内容は忘れましたが…が、大阪万博のテーマが「人類の進歩と調和」でとか言っていたような?
内容はともかく、モニターには
「開会式までは着席でお楽しみください」
との文字が。
スタートが着席指定?そもそも開会式とは…?
と思っていると1発目、優しいハープの音色から始まったのは虚仮にしてくれ。この曲がスタートなら着席指定も納得です。
ACAねさんは息多めの優しい声で歌っていました。一瞬かすれてる?調子悪い?と思いましたがそういうことではなかったはず。
ここで開会式。メンバーが旗を持って入場、さらにACAねさんによる「一同起立」の号令、そして開会宣言とさすがのこだわり具合。
そしてゆっくりと歌い出した2曲目は、嘘じゃない。最初のサビ前で「ずっと真夜中でいいのに。です」の挨拶。いつ聞いてもしびれます。
続いて3曲目にして早くも秒針を噛む。ラスサビ前のみんなで歌う部分ではACAねさんから「変な声で」のリクエスト。「変さが足りない」と3回やっていました。ACAねさん変な声にハマってる。
東京2日目でも3回やっていました笑
続いて消えてしまいそうです。前奏をとても長くとっており、CDなどに入っているしっかりとしたイントロに行くまで気づけませんでした。この曲聞けると思っていなかったのでとても嬉しかったです。アウトロが長かったのも良かった。
5曲目、ミラーチューン。このあたりの記憶があんまりない…
東京では上からキラキラした照明を眺められたのが印象に残っています。
ここで石坂さんによるナレーション。
「時は1970年、世間はカラーテレビが流行っています。しかし将来、テレビは楽器になるのです。それでは未来の楽器から次の曲のスタートです。」
みたいな感じでブラウン管ドラムの演奏から始まったのは勘ぐれい、スナネコツアーに引き続きヤンキーバージョン。重低音が響いてとてもかっこよかったです。
そして「馴れ合いだー!」の掛け声があり馴れ合いサーブ。最初の口笛?のところが2,3回続いてスタート。ただ、イントロはすこし省略された感じになりました。イントロの低音が好きなのでそこは聞きたかった…
この曲も全体的に低音が響いてとてもかっこいいです。確かラスサビ前で暴れるキーボードが聞けたのもこのあたりだったような。
続いてばかじゃないのに。この曲、英語名は「Stay Foolish」すなわち「馬鹿であれ」なのですが、この「馬鹿であれ」という言葉がモニターに何度も出ていたのが印象的でした。
この曲に関してはラスサビの「言っとけばいいのに」で一瞬演奏が止まり、「僕には君を思い返す日々で過ごしていける」までACAねさんソロに近い形になったのが印象的。気持ちのこもったとても大好きなアレンジでした。
そして残機。気だるそうな「やー」から始まり、サビでの超高音にしびれるのがいつものパターン。本当にどこから声出てるんだか。
東京ではばかじゃないのにが消えていました。その代わり、残機の後に新曲の形が入ることに。これ聞けると思っていなかったのでしびれました。ばかじゃないのにのアレンジはもう1度聞きたかったけど…
弾き語りと寸劇・曲ガチャ
残機のあと、メンバーの1人が何やら語り始めます。
排熱というものを知っているか?この十六夜月の塔は排熱システムで…
というようなことを語っていたような。ここからの寸劇、覚えきれていないのと全て書き出すととんでもない量になりそうなのでやめておきますが、とにかく言えるのは以前に比べて笑いのレベルが上がっているということ笑
色々あって、ACAねさんが電気自転車?に乗って前進、会場の中央付近へ移動。移動中に左右に手を振るACAねさん、それに拍手する観客。どこかのお姫様と市民みたいな感じでした笑
そしてその後ろからは機械仕掛けの針鼠人形、メカうにぐりくん?が付いてきていました。かわいかった。
で、ACAねさん何やら月にいるメンバーの1人とテレビ電話を始めます。月はどうですか?という他愛もない話からスタート。月にいるとメンバーは月は重力が小さいので歩きづらく、ラップを始めたと言って披露するものの通信障害で切られるというなかなかかわいそうな流れ。
東京では月に2人いて、内容も変わっており厚みを増していました。なお1人は映像の中で時々体が消えて、頭と手しか映っていないホラーのような感じになっていました笑
このあたり、実際に見に行かないと多分伝わらない…とにかくコントのようなやり取りで面白かったです。
正直、このような寸劇が始まった当初は「寸劇はいいからもっと曲を聞かせて…」などと失礼なことを思っていたのですが、今では楽しみになっています。それくらい面白いです。
そして本題、お願いしていた月の石を持ってきてほしいと言ったところ、もうすでに別のメンバーがACAねさんの近くに置いているとのこと。そして月の石が出現。
ここで弾き語りで上辺の私自身なんだよ。やっぱりこの曲は美しすぎる。弾き語りが合っています。
途中からは楽器隊も入ってきていました。
続いてクズリ念。流れとしては合っている気がしますが、なぜか全く予想しておらず不意を突かれて鳥肌が立ちました。この曲もアコースティックver.でしたがこれが良すぎた。もうこの一曲聴けただけでこのライブに来た価値がありました。
ゆったりしたペースで進む曲。優しいキーボードやアンサンブルの音色。優しく励ますような「頑張ろ」の歌い方。全てに気持ちがこもっていて本当に最高で、この曲がさらに好きになりました。
実は個人的にはこういった曲調のほうが好み。ずとまよといえばアップテンポなイメージがあるかもしれませんが、こういったバラード調の曲にこそACAねさんの考えがそのまま詰まっているのではないかと思うのです。
東京2日目、上から見ると照明がとても良かったです。紫色でACAねさんの周辺が丸く囲われていて。ラスサビあたりになるとそれが赤く変わり、まるで自分を奮い立たせているような感じに。とにかく全てが大好きなアレンジでした。
そんなクズリ念が終わると、毎度恒例ガチャ曲コーナー。
前回はACAねさんがミラー機関銃で倒した缶の色のくす玉が割れて曲名が出てくる、という感じでしたが今回は完成した扇風機?排熱機?に色を取り付け、回して止まったところの色のくす玉が割れるとのこと。
準備中にはこれまたいつからか定番になった食レポコーナー。ACAねさん、飲むヨーグルト?と何かときしめん食べたそうです。メンバーの誰かはタマゴサンド!と言ってました。ヤンキーの格好で…おもしろい笑
東京でもヨーグルト飲んでいたような。ちなみにメンバーの1人はエッグタルト。ヤンキーの見た目でかわいい食べ物を言われると笑ってしまいます。
1回目…なんと青と黄色?のど真ん中。ということで2回目。これも微妙でしたが、四捨五入により青色に。
くす玉から出てきたのは「孤独寝巣」の文字。ん?孤独??クズリ念?
と思ったらろんりねすでした。言われてみると確かに笑
で、またまたお決まりになったオープンリールのお二人を中心とした寸劇コーナー。今回はバーモント州の森の中に暮らすじっちゃんと孫のお話。じっちゃんが作るカレーが孫は辛すぎて食べられない、そこでじっちゃんはりんごとはちみつを使うことを思いつき探しに行かせる、そこににっか(ベースの二家本さん)が入ってきて〜
みたいな感じでした。要はバーモント州でバーモントカレーを開発するお話です、たぶん笑
これ、曲の入りは孫のセリフだったのですが、孫役がそのセリフを忘れてしまい、じっちゃん役が2度助け舟を出して(がっつりそのセリフを教えて)思い出すというなかなかゴタゴタな寸劇でした笑
演奏としては、最初ゆったりした感じで入り、2番から森の奥に分け入ってりんごなどを探しに行くような感じ…ということで2番は高速ろんりねすでした。
ところでこのステージの両側にある赤いもの、開幕祝いの風船か何かかなと思っていましたが寸劇でりんごとして使われていました。それは分からん笑
たまたまあったから使っただけで、たぶん開幕祝いの風船とかで合っている気がします。
ちなみに東京2日目もろんりねす、寸劇は田舎でスペインバルを営むじっちゃんと孫の物語でした。
閑散としているバルを立て直すべく、孫が本場スペインのパウロ・イベリコ豚(ACAねさんなぜか何でもかんでもパウロを付けてた)を取り入れようとアポ取りし、スペインに渡る。しかしそこではパウロ・イベリコはとある人に占領されており、その人と交渉して無事ゲットし、店も回復して最後、ソーランフラメンコ?を踊るという内容。
その踊りは何だ?と聞かれてソーラン節とフラメンコを踊っていたACAねさん、とても面白かったです。あとストーリーに力を入れ過ぎて演奏する曲を忘れていたり、「質問はありますかー?ないですね曲に行きまーす」というような感じで質問を受け付けなかったりしたところも笑
そしてオープンリールのお2人、寸劇では「5時間後にスペインに来い」と言われ、それを手漕ぎ船で行く演技していました。最終的には泳いでいたような。それは無理だろ笑
などと突っ込みどころ満載でした。今後も続いてほしいです。
新曲と大好きな曲
続いてACAねさんから「いけんの?」と小さなあおり(とてもかわいかった)があったあと、「座っててもいいけど立ってもいいよ」と来たのでみんな立ち、新曲、微熱魔。
この曲は数日前にMVが出たのですが、今日の楽しみにと聞いておらず、ここで初めて聞きました。
前奏で激しく楽器が鳴り「にぎやかな曲なのかな」と思えば歌い出しとともに演奏が止み、また演奏が始まるといった意外さ、学校の風景が浮かんでくるような美しい歌詞、最初のサビ前という早い段階で来るラップパート…
驚きの連続で鳥肌が立ちました。ライブで初めて聞くのもいいものだなと思いました。
そしてACAねさんが高いところに登って、胸の煙。ライブで聴くのは初めて。とっても美しかった。
そして海馬成長痛。この曲はほんとに盛り上がる。かっこいいです。
次の曲に気を取られ記憶が消えてしまっていたのですが、曲の開始時から火が出ており、ラストで大きな火を噴く演出が。シンプルにびっくりしました。
続いてMILABO。イントロが流れた瞬間体が動きました。ずとまよで1,2を争うくらい好きな曲なのですが、最近やっていなくて悲しかったので。この曲はリズムが良く自然に体を動かしたくなります。ライブではアウトロが長くなるのも好き。そこでACAねさんの扇風琴も。ほんとに楽しすぎました。
あと特筆すべきは、モニターの曲名が「MeLABO」になっていたこと。過去のライブでも「私のラボ!MeLABO!」といっていたことはあったらしいのですが、この表記はそれ以来な気がします。ACAねさんの言葉遊びにはいつも驚かされますね本当に。
愛知ではなかったものの、東京では「私のラボ!MeLABO!」というACAねさんの声も聞けました。
そしてこれまたライブでの披露は今回のツアーが初めての、シェードの埃は延長。暴れるピアノが良かったです。
そしてお勉強しといてよ。スナネコツアーに引き続き、ACAねさんが「ぁ~勿体ぶらずこのまんま」のところを「勿体ぶってないで歌おう!」と歌ってみんなで「焼き焼きだ」「ヤンキーヤンキーだ」を歌うという形。塔の真ん中に「強」の字が出ていたのもかっこよかった。
東京ではお勉強しといてよの次にTAIDADAが入りました。
ここでMC。
「石坂さんと話す機会があり、大阪万博では帰らない人がいてオールしてた人がいたと聞き、永遠深夜万博で一緒だなと思った」
「当時のヤンキーは務所帰りで建設現場に行ったりしていて、それも通じるものがあるなと思った」
などといった話から始まり、
「日々代り映えのしない生活を送る中で、本当に向き合わないといけないことを忘れることがある」
「孤独と戦っているのは今の人も過去の人も同じだと思う」
などといった話があって、
「時計にヒビを入れたいと思ったことがある」
「最後です、crack clock」
ということで暗く黒く。やばすぎでしょ。鳥肌立ちました。まさかそこにも言葉遊びが隠れているとは。
ところで羅武ペガの最後も暗く黒くだったし、最近存在感を増してきてますねこの曲。
アンコール~ACAねさんが語る「孤独」~
そんなこんなで終了。
続いてアンコールも石坂さんの語りからスタート。断片的にしか覚えていませんが、
「ある社会学者は孤独は絶対に社会的なものだと言った」
「ずっと真夜中でいいのに。とは、来ない夜明けも肯定し、非効率を極めていくこと」
「自分と相手を救う歌です。これからも夜露死苦」
などと説明があったところで新曲、クリームで会いに行けますか。
この曲は歌詞が本当に良かったです。白か黒できめつけない、柔軟な考えをということをクリームという滑らかなもので表現するという。そういう意味だったのか!となりました。他の部分の歌詞もものすごくいいこと言ってた。
事前にACAねさんのコメントで言及されていました。そこまで深くチェックしていなかった…
「0or100ではない別の表現、言葉がもっとクリーミーだと生活しやすく人に会いやすい気がしていいなと思い、白黒、グレーでもなく”クリームで会いにいけますか”何卒何卒です。」
ずっと真夜中でいいのに。公式サイトニュースより
次、あいつら全員同窓会。「お世話になってます」のところで長いお辞儀もありました。
これが終わって最後のMC。ここで孤独について語るACAねさん。
「孤独は社会的なもので、仕事や趣味でもどこでも孤独を感じることがあると思う。孤独と闘うことは自分と必死に向き合っていることで、それは必ず力になる。だから孤独と向き合っているだけでかっこいいし、自信を持っていい。逃げたくなることもあるけれど、後から絶対に苦しくなる。何とか向き合うことで力がついていくものだと思う」
うん、もう、強い人ですねほんとに…
「私も何もない日はお昼まで寝ていて動けない。私にとってはこのライブが自分と向き合っている場所。みんなと対話している時間。確認の場所」
「私たちは大阪万博を見ていないけど、その時代の人たちも、みんな孤独と向き合っていたはずで。どのように向き合っていたのか見たことはないけれど見てみたい、見えるようにしてみたい」
つまりACAねさんはライブで孤独と戦っているということか。もちろん周りのメンバーやファンの支えはあれど、最終的に作り上げるのはACAねさん。またしゃべっているときは当然誰も助けてくれない。
確かACAねさんはライブが苦手だったはずで、それは今も変わらないのかな。他の誰にも理解できない、とんでもないプレッシャーと戦っているのかもしれない。ただ、そんな自分と向き合って強くなろうとしている。本当に尊敬します。
東京では、「私も人と関わるのが得意ではないけれど、こういった場で自分と向き合っている。ここでしか得られないものもある」といった言葉や、「曲を出したときに感想をくれる、たわいないやり取りなどで他者との関わりを保てる」といった、馴れ合いサーブを連想させる言葉もありました。
加えて、「体育館に重い機材を置いて、そのための設備ではないのに曲を響かせて。私たちがやっているのはとても非効率なことだけど、それを極めていきたい」というような言葉も。
そして最後、そんな日常ソング、乗り方は問わないから楽しもうみたいな感じで眩しいDNAだけ。
この曲にはそんなACAねさんの気持ちが込められていたのか、と思いながら聴き入りました。
確かに、
「普段通りの段取り 熟して小慣れて 繰り返して演じるほど 遠ざかるみたい」
「今は傷つくことも願ってる 見たことない光を望むなら」
「毎度 決まった縁を なぞってゆくのこわいよ 繰り返すけれど 繰り返したいけれど」
眩しいDNAだけ/ずっと真夜中でいいのに。
このあたりの歌詞から、代り映えのしない日常に「これで大丈夫なのか」「変えていかなければならないのではないか」「見えないものを見えるようにしてみたい」といった思いが読み取れるようにも感じます。
途中でメンバー紹介を挟みました。ドラムとパーカッションの掛け合い、2人のギターの掛け合いが特に良かった。後はキーボード。もちろん全部いいのですが。
最後、ACAねさんのハイトーンと大爆発で締め、ライブは終了。メンバー1人1人が中央まででてきて、カメラに向かってポーズを取って帰っていきました。
ACAねさんはネッシー?の足元から徐々に落ちていきました。ポタポタと水のような音がしていたことから想像するに、あれはネス湖の中に戻っていったのかな。
これで終わりかと思えば、何やら人形の姿が。こわーと思っているとスクリーンに「特報」の文字が。なんと映画主題歌決定!とのこと。「ドールハウス」という映画です。これは嬉しいサプライズ。とても楽しみです。
東京では「おさらい」としてabemaでのライブ映像公開や「クリームで会いにいけますか」のMV発表日などの確認がありました。また、アルバム曲も作成中とのこと。楽しみです。
終演

そんなこんなで終了。
スナネコツアーでも感じましたが、やはりずとまよのテーマは孤独、そしてその孤独についてACAねさんが語ってくれる場面が最近増えてきたなという印象です。
常に孤独を感じている筆者としては、ずとまよのこういった部分に魅力を感じていたんだなと再認識したライブでした。
さて、次のツアーは9月からのアコースティック編成ライブ。とても楽しみです。参戦出来たらまた感想を書こうと思います。
読んでくださってありがとうございました。
過去のずとまよライブ参戦記はこちら。
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